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オープンキャンパス情報

早稲田大学は私立トップの名門大学であり、そのオープンキャンパスは毎年多くの学生が訪れる人気イベントです。
コロナ禍により行事の中止が相次ぐ中、早稲田大学は様々な対策で受験生へのサポートを行ってきました。
その内容を本記事にまとめています。
オープンキャンパス(OC)は、学生やその家族に学校のことを知ってもらうために開催される行事です。
受験を検討している高校生にとっては、大学の雰囲気を肌で感じたり、職員の方に個別で相談する機会を得られたりする貴重な時間でした。
しかし、2020年以降はコロナ禍により多くの行事が中止されてきました。
本記事では早稲田大学のオープンキャンパスが、現在どのような形で開催されているのか最新の情報を紹介します。

早稲田大学の学部、キャンパスの場所

早稲田大学には13の学部があります。
キャンパスは4つに分かれており、オープンキャンパスはそれぞれのキャンパスで開催されます。
まずは希望する学部が所属するキャンパスと、その場所をチェックしておきましょう。

■早稲田キャンパス


〒169-8050 新宿区西早稲田1-6-1
アクセスはこちら

対象学部
・政治経済学部
・法学部
・商学部
・教育学部
・社会科学部
・国際教養学部

■戸山キャンパス

〒162-8644 新宿区戸山1-24-1
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対象学部
・文学部
・文化構想学部

■西早稲田キャンパス

〒169-8555 新宿区大久保3-4-1
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対象学部
・基幹理工学部
・創造理工学部
・先進理工学部

■所沢キャンパス

〒359-1192 所沢市三ケ島2-579-15
アクセスはこちら

対象学部
・人間科学部
・スポーツ科学部

※2021年オープンキャンパスは所沢キャンパスでの開催はせず、人間科学部・スポーツ科学部の紹介は早稲田キャンパスで行われました。

「来校型」がすべて中止に 代わりに「オンライン型」で開催

通常、オープンキャンパスは7~8月の夏休みに開催されています。
早稲田大学も他大学と同様に、8月下旬ごろに開催されています。
また、昨年の2021年8月に予定されていた「来校型」のオープンキャンパスでは、事前予約制となっていました。
しかし、その来校型のオープンキャンパスは、コロナ禍の緊急事態宣言により全キャンパスで中止に――。
代わりに早稲田大学では、リアルタイムで配信する「オンライン型」のオープンキャンパスを開催しました。
無料でビデオ会議や電話会議が可能な「Zoom」を使用して、自宅からオープンキャンパスに参加できるイベントです。
大学HPからアクセスできる所定のページから申し込みをすると、オープンキャンパスのタイムテーブルを閲覧できます。
そこから希望するプログラムに申し込む流れとなっていました。
プログラムの中には学部別の「個別相談プログラム」や「在学生との座談会」も用意されており、オープンキャンパスならではのイベントも豊富です。
直接話ができる機会を設けることで、来校できないデメリットが払拭されていました。
来校型と同様に、オンライン型も事前予約制となっていましたので、早稲田大学の受験を検討している学生は6~7月ごろにHPでオープンキャンパスの最新情報をチェックする必要がありそうです。

いつでもどこでも早稲田大学を知ることができる「オンデマンド型」も用意

先行きが不透明だったコロナ禍において臨機応変な対応をしてきた早稲田大学ですが、先ほどのオンライン型だけでなく、「オンデマンド型」のオープンキャンパスも用意していました。
このオンデマンド型のオープンキャンパスとは、誰でも・いつでも・どこでも早稲田大学の「今」を知ることができるよう、動画コンテンツを常時公開しているサイトです。
その名も『早稲田大学 体験WEBサイト 365日オープンキャンパスサイト』。
https://www.waseda.jp/taiken-waseda/
オープンキャンパスは年に1度しかない貴重なイベント。
しかし、人気の早稲田大学では参加を希望する学生も多く、申し込みが間に合わない人もいるでしょう。
このオンデマンド型のオープンキャンパスサイトでは予約や制限がないため、いつでも早稲田大学を知ることができます。
サイトの内容は、学部や講義の紹介だけにとどまらず、在校生からの「受験生応援メッセージ」や「先輩たちの合格体験記」など、高校生に向けた情報がたくさん載っています。
どのくらい勉強したのか、オススメの勉強方法は何かなど、赤裸々に語られていました。
ここまで丁寧に受験生のサポートをしてくれるのも、偏差値・知名度ともに私立大学トップの早稲田大学ならではかもしれません。
また、このHP内には「入学案内・パンフレット」をPDFで閲覧できるページも用意されていました。
通常はオープンキャンパスで配布されるパンフレットですが、HP上でいつでも読めますので、興味がある人は覗いてみましょう。
このご時世では、2022年のオープンキャンパスもどのように開催されるかわかりません。
そのため、早稲田大学に興味を持った今の段階で、このオープンキャンパスサイトをチェックしておくのがおすすめです。

それでも学校の雰囲気を感じたい!そんなときは

早稲田大学はWEBサイトが充実しているため、オープンキャンパスに参加できなくても十分な情報を手に入れることができそうです。
しかし、オープンキャンパスの醍醐味は学校の雰囲気を肌で感じられること。
一度も学校の空気を味わうことなく受験・入学するのは、学生もそのご家族も不安を感じるかもしれません。
そこで、オープンキャンパスに参加できなくても早稲田大学の雰囲気を感じられる方法を見ていきましょう。

自由見学、定期ツアーに参加する

2021年12月現在、早稲田大学ではキャンパスの自由見学を許可しています。
ただし、可能なのは「早稲田キャンパス・戸山キャンパス・所沢キャンパス」の3つで、理工学部がある「西早稲田キャンパス」では現在では当面中止すると案内が出ています。
ご注意ください。
自由見学は事前の申し込みや当日の受付は必要ありません。
キャンパス内を自由に散策して、早稲田大学の日常を感じることができます。
土日祝日も入構できるそうですが、授業がある平日のほうが学生の雰囲気を見ることができるのでおすすめです。
キャンパス内の生協や学食、コンビニも自由に利用できるそうですが、各建物の教室内や図書館内などは入場できません。
事前に立ち入れる場所をHPで確認しておきましょう。
また、一人ではどこを見て回ればいいかわからない人には「ガイドツアー」がおすすめです。
早稲田大学の学生が自身の経験を織り交ぜながら、大学の歴史などを説明してくれます。
ただし、現在このガイドツアーが実施されているのは「早稲田キャンパス・所沢キャンパス」のみです。
そのほか2つのキャンパスはコロナ禍により実施を見合わせていました。
早稲田キャンパスは1ツアーの定員が15名。
申し込みページが用意されていましたので、参加できる日程で申し込みをしましょう。
一方、所沢キャンパスの1ツアーの定員は8名。
申し込みページはなく、指定のメールアドレス宛に希望日時や氏名、人数を記載して連絡する形式でした。
どちらも定員に限りがあり、直前になると定員オーバーで申し込み不可の日程もありました。
早めに予定を立てておきましょう。
もし一人での参加が不安な場合は、友人や家族と参加することも可能です。
新型コロナウイルスの感染状況によっては、急遽中止となる可能性もあります。
こちらもオープンキャンパス情報と同様に、大学HPで最新の情報をチェックするようにしてください。

VRツアーを見ておく

遠方にお住いの人や、どうしてもキャンパスまで足を運べない人のために「早稲田大学VRツアー」も用意されていました。
こちらは4つのキャンパスをすべて公開されています。
入学したあとにたくさん利用することになる建物などの内観・外観を360度見渡すことができます。
自由見学では入館できない図書館の内観も見ることができました。
それだけではなく、現役学生によるナレーション解説やフォトギャラリーも用意されており、自宅で気軽に早稲田大学のキャンパスツアーに参加したような気持ちになれます。
とくに早稲田キャンパスは広いため、すべての建物を回ろうとすると時間がかかります。
このVRツアーであれば、見たい場所を気軽に見学できるので、一度覗いてみるといいでしょう。

早稲田大学は受験生のための情報が豊富

いかがでしたでしょうか。先行きが読めないご時世ですが、早稲田大学は受験生やそのご家族に向けたサービスが非常に充実しています。
ますます入学したい気持ちが増した人も多いのではないでしょうか。
いずれの開催方法でも、事前予約が必要だったり、急遽中止・再開となったり、情報は日々更新されています。
入学を希望する人は余裕を持ってスケジュールを立てるようにしましょう。