このページでは、慶應各学部の一般入試科目や試験日程、募集人数などについて最新データに基づいてまとめていきます。
学部ごとの試験の特徴や、是非知っておきたいポイントなどについても説明していますので、受験前に見れば役に立つこと間違いありません。
多くの学部受験において必須である小論文についても、詳しく説明をしています。
是非早い段階で目を通し、ライバルに一歩差をつけましょう。
2022年一般選抜募集人数
学部 | 学科・学門・試験方式 | 募集人員 |
---|---|---|
文学部 | 人文社会学科 | 580名 |
経済学部 | 経済学科(A方式) | 420名 |
経済学科(B方式) | 210名 | |
法学部 | 法律学科 | 230名 |
政治学科 | 230名 | |
商学部 | 商学科(A方式) | 480名 |
商学科(B方式) | 120名 | |
医学部 | 医学科 | 66名 |
理工学部 | 学門A(物理・電気・機械分野) ・物理学科 ・物理情報工学科 ・電気情報工学科 ・機械工学科 |
130名 |
学門B(電気・情報分野) ・電気情報工学科 ・情報工学科 ・物理情報工学科 ・システムデザイン工学科 |
110名 | |
学門C(情報・数学・データサイエンス分野) ・情報工学科 ・数理科学科 ・管理工学科 ・生命情報学科 |
140名 | |
学門D(機械・システム分野) ・機械工学科 ・システムデザイン工学科 ・管理工学科 |
140名 | |
学門E(化学・生命分野) ・化学科 ・応用化学科 ・生命情報学科 |
130名 | |
総合政策学部 | 総合政策学科 | 225名 |
環境情報学部 | 環境情報学科 | 225名 |
看護医療学部 | 看護学科 | 70名 |
薬学部 | 薬学科(6年制) | 100名 |
薬科学科(4年制) | 50名 |
2022年一般選抜試験日程
学部 | 試験日 | 合格発表日 | 入学金等 振込期限 |
入学手続書類 提出締切日 |
---|---|---|---|---|
文学部 | 2月15日(火) | 2月24日(木) | 3月3日(木) | 3月14日(月) (消印有効) |
経済学部 ・A方式 ・B方式 |
2月13日(日) | 2月25日(金) | 3月4日(金) | 3月14日(月) (消印有効) |
法学部 ・法律学科 ・政治学科 |
2月16日(水) | 2月21日(月) | 3月1日(火) | 3月14日(月) (消印有効) |
商学部 ・A方式 ・B方式 |
2月14日(月) | 2月24日(木) | 3月3日(木) | 3月14日(月) (消印有効) |
医学部 | 第1次試験 2月19日(土) |
第1次試験 2月26日(土) |
3月11日(金) | 3月14日(月) (消印有効) |
第2次試験 3月1日(火) |
第2次試験 3月5日(土) |
3月11日(金) | 3月14日(月) (消印有効) |
|
理工学部 | 2月12日(土) | 2月22日(火) | 3月2日(水) | 3月14日(月) (消印有効) |
総合政策学部 | 2月17日(木) | 2月25日(金) | 3月4日(金) | 3月14日(月) (消印有効) |
環境情報学部 | 2月18日(金) | 2月25日(金) | 3月4日(金) | 3月14日(月) (消印有効) |
看護医療学部 | 第1次試験 2月11日(金・祝) |
第1次試験 2月17日(木) |
3月4日(金) | 3月14日(月) (消印有効) |
第2次試験 2月20日(日) |
第2次試験 2月25日(金) |
3月4日(金) | 3月14日(月) (消印有効) |
|
薬学部 ・薬学科 ・薬科学科 |
2月10日(木) | 2月21日(月) | 3月1日(火) | 3月14日(月) (消印有効) |
一般選抜(旧一般入試)の特徴と対策
慶應義塾大学では、一般選抜(旧一般入試)ひとつを取っても、学部や学科ごとにそれぞれ工夫がされ、趣の異なった試験を課しています。受験生は自分の受ける学部・学科に即した勉強・対策をした上で試験に臨まなければなりません。
他の私立大学の中には、一般選抜(旧一般入試)の代わりとして「共通テスト利用入試」を導入している大学も多く、共通テストで取った点数を使い、大学の試験を受けずして合格することができることも少なくありません。
しかし、慶應は共通テスト利用入試を一切導入していません。そのため、慶應受験においては共通試験の点数は何の役にも立たず、合格するためには、一部の推薦入試を除き、慶應オリジナルの入試問題をクリアする必要があります。
他大学において、文系学部の入試として国語の試験を課すところが多い中、慶應は国語の代わりに小論文を課すところにも特色が見られます。また、その範囲は文系の学部に留まらず、理系の学部でも多くが小論文を試験科目にしています。
むしろ一般選抜(旧一般試験)で小論文を課さないのは慶應の中では少数派で、商学部(A方式)、理工学部、薬学部の3つのみです。その他の学部では、一次試験二次試験の違いはあるものの、軒並み小論文が出題されます。
そのため、慶應を志す人にとって、小論文への対策は必須事項であると言えます。小論文の上達には、他者の目が必要不可欠。学校の先生や学習塾の教師、通信教育などの手段を使って、是非実際に添削を受けながら学習を進めるようにしてください。独学の場合と添削を受けた場合とで、小論文の学習進度には雲泥の差が生まれます。
また、小論文のテーマに関する学習も重要です。各学部での学びに関連したテーマの小論文が出題されるケースが多いことから、日頃から志望する学部のテーマに近いトピックはキャッチするよう癖づけておきましょう。初めのうちは、志望学部の過去問をしっかり読み込んでテーマの方向性を掴んでおくことが大切です。