慶應義塾大学について

慶應義塾大学の歴史は、1858年に福沢諭吉が江戸に開いた蘭学塾に始まります。
慶應義塾の「義塾」は、英語の”Public School”を指して福沢が用いた語で、広く身分を問わず、一般の子弟も教育を受けられる場になるようにとの願いが込められています。
「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云えり」
福沢の著書『学問のすゝめ』にある有名なこの言葉は、慶應義塾大学の教育理念の根底を成すものとして、今も脈々と受け継がれています。

慶應義塾大学は、創立から160年以上の長きに渡り、日本有数の総合大学としての地位を確立してきました。そして現在では、早稲田大学と並んで最難関私立大学の双峰を成す存在であり、日本だけに留まらず、世界中から優れた学生が集まる学問の場であり続けています。

慶應義塾大学には、10の個性溢れる学部と、6つのキャンパスが存在します。慶應とひとくちに言っても、その特色は学部ごとに様々です。

たとえば、法学部。大学創立当初からある最古の学部の1つでありながら、法律以外にも幅広い知見を学ぶことができる、非常にリベラルな気風の学部です。教員と学生の相性(FIT)を重視するという独自の入試「FIT入試」を実施するなど、伝統ある学部でありながら常に新しいことに挑戦しています。

たとえば、理工学部。1つの学部であるにも関わらず、ロボット工学から自然開発に至るまで、様々なジャンルに関する先進的なテクノロジーを駆使した研究を行う学科が11も内包されています。総合大学の1学部というより、1つの工科大学であるかのような、ダイナミズムに溢れる知の現場がここにはあります。

たとえば、総合政策学部。湘南藤沢キャンパスにあるこの学部は、環境情報学部と並んで慶應にしかない特別な学部。そこでは文系理系の垣根を越えた、全く新しい形の研究が繰り広げられており、日々学問の常識が覆されています。”Shonan Fujisawa Campus”の頭文字を取って俗に「SFC」と呼ばれ、個性溢れる慶應の学部群の中でも、特に異端の存在とされています。

これら以外にも、慶應にはそれぞれに色彩が異なった個性豊かな学部が揃っていて、1つひとつに独特の世界観があります。その中には、あなたに合う学部もきっと見つかるはずです。このサイトを利用して、是非それぞれの学部の世界を覗いてみましょう。

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